2012年9月5日水曜日

Episode1-(7) Ignorance is bless.-2

春合宿は、2日間に渡って行われましたが、通える範囲だったので、通いました。
初日、型の稽古が終わると、師範は普段の稽古のため道場へ。私は諸用により、一度帰宅したのですが、一時間程度遅れて合流。既に膝が笑っていました。

翌日は組手の稽古。もうひと踏ん張り会場へ。
中学生以上は一緒だったのですが、中学生といえどもなかなか激しかったりします。 打ち込みの練習でもその迫力に圧倒されました。


稽古終了後、審査員の試験があり、有段者の皆さんは試験のための組手をしていました。
試験のための組手といっても、やっている本人達は大マジです。ウチの道場のGARI君は大人の方とあたって、上段に廻蹴を入れられていました。このままで済ますかと、二巡目は裏拳打を入れていました。
試験を受けている先生が、「抜けている」と誤判定していたので、いかに速かったかがわかります。

そしてその後、有志による組手。私は結局GARI君にあたってしまい、普段と変わらない感じになってしまいましたので、二巡目は、GARI君に手振りで隣にいた中学生(高校生?)と順番を変わってもらうようお願いしました。私の隣にいた中学生はGARI君と当たる事になってしまったわけですが、あからさまに嫌な顔をしていました。
GARI君は20代前半で、組手になると迫力があり過ぎて怖いのです。私としては怖い人は実際沢山いると思いますし、しょっちゅう稽古をつけてもらっているので、GARI君自体に慣れていますが、いきなり組手をやったら、やはり怖いだろうとも思います。

私の方の結果といえば、ノーカウントでした。
審判をしてくださった先生に、「腰が引けてる」と注意されました。
これは大きな欠点であり、ここで重く受け止めるべきでしたが、この件を軽く見たために、それから5ヶ月後に痛い目に遭うことになります。

夕方、帰宅。あまり私は昼寝とかしないのですが、まだ日が出ているのに、布団に入って寝ました。


それから2週間後、ウチの道場のメンバ数人で、県央にある、とある道場に出稽古に行きました。
春合宿でGARI君や私と組手をした中学生(高校生?)がいました。どうやらそこの道場の所属だった模様です。GARI君と目が合った時に複雑な顔をしていました。
その道場での稽古の後半に、組手の練習をしました。その中学生だったか、別な若者だったか忘れましたが、GARI君にあたって、前に出ると怖いし、下がるとその道場の先生に、「下がるな」と怒鳴られるしで、散々な感じでした。やっぱコレは空手であって、スポーツじゃ無いんだよなぁ~と感じてしまいます。

そんな感じで、「試合モード」で、きつかった3月が過ぎ去って行きました。

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